MylogStar 4 Release2 sa

【リリース日】

2019/8/28

【製品追加】

1. MylogStar 4 Desktop、MylogStar 4 FileServer 新規リリース

[詳細]
MylogStar 4 製品群において、「MylogStar 4 Desktop」、「MylogStar 4 FileServer」を新製品としてリリースしました。

2. 複数のスタンドアロン端末の操作ログを一元的に閲覧可能とするオプション製品として「MylogStar 4 Standalone Manager」を追加

[詳細]
以下の製品において、複数のスタンドアロン端末から取得された操作ログを一元的に閲覧し、より詳細な検索やポリシー設定を可能とする新しいオプション製品として、「MylogStar 4 Standalone Manager」を追加しました。以下の製品において、追加されます。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

MylogStar 4 Standalone Manager はMylogStar 4 FileServer をご購入のお客様は標準機能としてご利用いただけますが、MylogStar 4 Desktop をご購入のお客様につきましては有償のオプション製品とさせていただいております。
MylogStar 4 Desktop を単品にてご購入のお客様で、MylogStar 4 Standalone Managerをご希望の際は、販売店までお問い合わせください。
MylogStar 4 Standalone Manager の詳しい内容につきましては、「Standalone Managerユーザーマニュアル」をご参照ください。

【機能追加】

1. E メールログの取得対象としてOffice365 を使用したWeb メール(Outlook メール)の送信を追加

[詳細]
Office365 契約時に作成されたアカウントよりOffice365 を利用したメール送信をE メールログの取得対象として追加しました。以下の製品において、追加されます。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

※ Web(Outlook)メールのログ取得にはいくつかの制限事項があります。詳しくはマニュアル「制限事項リスト」をご参照ください。

2. ファイルログの取得対象として失敗したファイル操作を追加

[詳細]
アクセス権のないファイルに対して操作を試みた場合などでエラーとなったファイル操作について、失敗した操作としてファイルログの取得対象に追加しました。なお、取得対象となるのは、ファイルログとして取得対象のファイル、フォルダーに対してWindowsファイルシステムが「ACCESS DENIED(アクセス拒否)」と判断した操作となります。以下の製品において、追加されます。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

3. プリンターログの取得項目として印刷設定に関する内容を追加

[詳細]
プリンターログの取得項目に印刷時の設定に関する項目を追加しました。
追加された項目は次のとおりです。

  • 印刷品質
  • カラーモード
  • 両面印刷
  • 用紙サイズ
  • ページ割り付け

以下の製品において、追加されます。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

※ プリンターログに追加された項目は、印刷ジョブに含まれる情報から取得しているため、実際に印刷された内容とは異なる場合があります。

4. Web ログの取得項目として「ステータスコード」を追加

[詳細]
Web ログにおいてWeb サーバーからの応答結果を新たに取得するようにし、次の項目を追加しました。

  • ステータスコード

以下の製品において、追加されます。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

5. 操作ログの取得項目として「リモート接続元ホスト」「リモート接続元IP アドレス」を追加

[詳細]
ユーザーログ以外の操作ログにおいて「リモート接続元ホスト」と「リモート接続元IPアドレス」を取得可能としました。以下の製品において、対象となります。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

「リモート接続元ホスト」と「リモート接続元IP アドレス」が取得可能な操作ログは次のとおりです。

  • ユーザーログ
  • スクリーンショットログ
  • アプリケーションログ
  • ファイルログ
  • プリンターログ
  • ウィンドウログ
  • クリップボードログ
  • Web ログ
  • E メールログ
  • FTP ログ
  • TCP セッションログ

【機能改善】

1. 製品インストールやPC キッティング時における作業の容易性を向上

[詳細]
使用するデータベース製品を変更し、MylogStar 3 ではインストールの前提条件としておりましたSQL Server Express Edition の事前インストールが不要になりました。これにより、製品のインストール および 複製元のマスタPC から大量のPC をイメージコピーするPC キッティングの作業がより容易になります。以下の製品において、対象となります。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

2. 管理コンソールを刷新

[詳細]
管理コンソールを刷新し、新しいUI デザインを導入しました。Web アプリケーションからWindows アプリケーションに変更し、軽量かつシンプルで使いやすいデザインになりました。以下の製品において、対象となります。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

なお、次の機能はMylogStar 4 Standalone Manager にて利用可能です。

  • 詳細なポリシー設定と検索設定
  • 操作ログのアラート
  • 操作ログの分析レポート
  • ログエクスポート

3. ポリシー設定の既定値を見直し

[詳細]
ポリシー設定の既定値を見直し、取得対象とするログ種別の拡大と、ログ取得の対象から除外するフィルタリング条件を見直しました。以下の製品において、対象となります。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

4. 製品マニュアルをHTML 化

[詳細]
製品マニュアルをHTML 化し、見やすさと使いやすさを改善しました。各製品マニュアルはインストールDVD の直下にある「MylogStar 4 Manual」ショートカットより閲覧することができます。また、「ユーザーマニュアル」については、MylogStar Standalone Console の画面上部にあるリンクからも閲覧可能です。以下の製品において、対象となります。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

5. アーカイブされた過去の操作ログが一元的に閲覧可能

[詳細]
運用データベースと参照用データベースの2 つのデータベースを利用して運用するMylogStar 3 以前の仕様から、単一のログデータベースに全ての操作ログを格納するように仕様を変更しました。この変更によりアーカイブされた過去の操作ログと現在の操作ログは同一のデータベースに格納され、MylogStar Standalone Console からの閲覧が一元的に可能になります。以下の製品において、対象となります。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

【仕様変更】

1. アーカイブジョブの廃止

[詳細]
「アーカイブジョブ」を廃止し、「ログ管理」機能として定期的にアーカイブ処理が行われる仕様に変更しました。これにより保持期間を過ぎた操作ログは定期的にデータベースから削除されます。データベースから削除された操作ログは「アーカイブの展開」にてデータベースに再格納され、MylogStar Standalone Console より閲覧可能になります。以下の製品において、対象となります。

  • MylogStar 4 Desktop
  • MylogStar 4 FileServer

2. アーカイブファイルを操作ログの原本として管理する仕様に変更

[詳細]
MylogStar システム内に格納された操作ログにおいて、データベースに格納された操作ログを ”原本” として管理するMylogStar 3 までの仕様から、定期的にアーカイブされた操作ログファイル(アーカイブファイル)を ”原本” として管理する仕様に変更しました。以下のマニュアルをご参照いただき、アーカイブファイルの保全と管理を行ってください。

  • 「導入ガイド」-「ジョブ実行時刻の設定」
  • 「ユーザーマニュアル」-「ログ管理設定」

【制限事項 追加】

※ MylogStar 4 Desktop、MylogStar 4 FileServer にて追加された制限事項を記載します。なお、MylogStar 3 以前に追加された制限事項においてもMylogStar 4 にて継続して制限事項となる場合もありますので、詳細はマニュアル「制限事項リスト」をご参照ください。

1. MylogStar Desktop / FileServer - インストール、アンインストール (P-4069)

[制限事項]
MylogStar 4 Desktop、MylogStar 4 FileServer のインストールにおいて、インストールフォルダー および データベースフォルダーのパス指定には次の注意事項があります。あらかじめご確認の上、指定を行ってください。

  1. ① パスの長さは最大150 バイトとなります。また、全角文字と「%」「;」「’」は使用できません。
  2. ② 指定したパスがローカルドライブ以外を示す場合、正常に動作できない可能性があるため、動作保証の対象外となります。
  3. ③ 各フォルダーに同一パスの指定や、一方がもう一方の配下になるような指定は行わないでください。

2. MylogStar Desktop / FileServer - Standalone Console (P-4070)

[制限事項]
ログ表示画面にて、特定のセルのみを選択してクリップボードにコピーすることはできません。ログ単位にて行全体の内容をクリップボードにコピーすることは可能です。

3. MylogStar Desktop / FileServer - Standalone Console (P-4072)

[制限事項]
Users 権限のユーザーにてWindows にサインイン中に、MylogStar Standalone Consoleを起動する際は、ユーザーアカウント制御により管理者のユーザー名とパスワードを入力する必要があります。また、管理者として起動したMylogStar Standalone Console にてエクスポート処理の保存先としてユーザーフォルダーを選択した場合は、MylogStar Standalone Console を起動した管理者のユーザーフォルダーにファイルが保存されます。対象となる機能は次のとおりです。

  • ログ表示画面のCSV エクスポート
  • ポリシーのエクスポート
  • 検索条件のエクスポート

4. MylogStar Desktop / FileServer - Standalone Console (P-4073)

[制限事項]
ログ表示画面において、¥マークはバックスラッシュで表示されます。¥マークはファイルパス表記におけるフォルダーの区切り文字や、ユーザー名表記におけるユーザー名とドメイン名の区切り文字として主に利用されます。

5. MylogStar Desktop / FileServer - インストール、アンインストール (P-4074)

[制限事項]
「バックアップ実行時刻」および「ログローテーション実行時刻」を既定値より変更した状態で、MylogStar 4 Desktop または MylogStar 4 FileServer を再インストールした場合、ログ管理の各ジョブの実行時刻は既定値に戻ります。以下のマニュアルをご参照いただき、MylogStar Standalone Console のログ管理設定から、バックアップ設定とログローテーション設定を再設定してください。

  • 「ユーザーマニュアル」-「ログ管理設定」

6. MylogStar Desktop / FileServer - ログ管理設定 (P-4075)

[制限事項]
アーカイブファイルの保存先、バックアップファイルの保存先指定には次の注意事項があります。あらかじめご確認の上、指定を行ってください。

  1. ① 指定した保存先が、ローカルドライブ以外の場合、正常に動作できない可能性があるため、動作保証の対象外となります。

7. MylogStar Desktop / FileServer - インストール、アンインストール (P-4076)

[制限事項]
PC キッティングにてインストールする際にポリシー更新ファイル「policy_up.dat」を更新する場合は、既存のpolicy_up.dat を退避してから更新処理を実行してください。
MylogStar Agent が停止した状態 かつ policy_up.dat が存在する状態にて、MylogStar Standalone Console よりポリシー設定の更新を行った場合、policy_up.dat は更新されません。

8. 製品全般について - インストール、アンインストール (P-4078)

[制限事項]
インストールやアンインストール中にWindows Update 関連の処理が行われた場合、Windows Update 関連の処理が完了するまでMylogStar のインストールやアンインストールが保留状態となり処理に時間がかかる場合があります。Windows Update 関連の処理が完了するまでお待ちください。

9. 製品全般について - バージョンアップ (P-4079)

[詳細]
評価版の試用期間はメジャーバージョンアップ後であっても引き継がれます。例として、MylogStar 3 Desktop 評価版をインストール後に31 日が経過したOS にて、MylogStar 4 Desktop 評価版をインストールした際には試用期限切れのメッセージが表示され、該当コンピューターの監視動作は行われません。

10. 製品全般について - バージョンアップ (P-4080)

[制限事項]
MylogStar 3 以前の製品からMylogStar 4 製品にバージョンアップする場合、バージョンアップ可能なリビジョンは「MylogStar 3 Release5 以降」となります。対象のバージョンアップは次のとおりです。

  • MylogStar 3 Network から MylogStar 4 Enterprise へのバージョンアップ
  • MylogStar 3 Desktop から MylogStar 4 Desktop へのバージョンアップ
  • MylogStar 3 FileServer から MylogStar 4 FileServer へのバージョンアップ

11. MylogStar Desktop / FileServer - ログ管理 (P-4082)

[制限事項]
「アーカイブの展開」、「展開されたログの削除」、「ログローテーション」などのログ管理機能は、ログデータベースに格納された操作ログの件数に応じて処理時間がかかります。適切なログの保持期間の設定と、ログデータベースに展開された閲覧済みのログは適宜削除していただくことでログデータベースに格納されたログの件数を管理してください。また、余裕をもったスケジュールでログ管理作業を計画してください。
当社検証環境におけるアーカイブ展開の処理時間の計測結果は以下の通りです。

MylogStar 4 Desktop における計測結果
  1. 3 ヶ月分相当の操作ログをログデータベースに一括して展開
  2. 処理時間:約2 時間20 分
  3. 検証バージョン:14.0.2030.1

※ 使用する機材のスペックや環境、取得された操作ログの件数や内容により処理時間は異なる場合がありますので、ご了承いただけますようお願い申し上げます