「MylogStar Cloud Plusで業務を見える化をしましょう」

最終更新日:2023年5月8日

おひさしぶりです。社会人3年目になりましたNです。
春の日差しが心地よい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。今期も更にパワーアップしたコラムを皆様にお届けできればと思っておりますのでよろしくお願いします。

今回のコラムですが、前回に引き続き“業務の見える化”にフォーカスした内容をお届けします。
前回は、新入社員の業務を例にログを活用した“業務の見える化”をご紹介しましたが、正直ログだけでは「物足りない」や「もっと簡単に分析したい」と感じた方もいらっしゃると思います。今回は物足りなさを感じられた方向けの内容となっていますのでぜひ最後までご覧ください！

MylogStar Cloud Plus

MylogStar Cloud Plusをコラムでご紹介をするのは、初めてです。今までご紹介が遅れましてごめんなさい。

製品型番	製品名	定価（税別）
MLSCLDSTDM	MylogStar Cloud Standard 月額プラン	800円
MLSCLDSTD1Y	MylogStar Cloud Standard 年額プラン	9,600円
MLSCLDPLSM	MylogStar Cloud Plus 月額プラン	1,600円
MLSCLDPLS1Y	MylogStar Cloud Plus 年額プラン	19,200円

MylogStar Cloud Plusには、MylogStar Cloud standardの機能に加えて『業務分析ツール WorkRader』がオプションとして付属します。
収集したログを分析しレポートとして出すことができる、とても便利な機能になっています。WorkRaderで分析できる内容は次のとおりです。

MylogStar WorkRaderで分析可能なレポート一覧

レポート一覧	機能概要
メール分析	メールの送受信情報を集計し、日単位でメールサイズやメール件数を把握することができます。
メール分析相関分析	社内外のメールの送受信情報を集計し、ユーザー単位でメールの送受信数を把握することができます。
Webアクセス分析	PC利用者のWEBアクセス状況を内部/外部ごと、時間帯ごとに集計することでWEBアクセスの傾向を把握することができます。
Web検索キーワード分析	WEB検索キーワードをランキング形式で表示します。
印刷分析	印刷コストや枚数を集計し、月単位/年単位で比較を行うことができます。印刷情報も集計し、表示します。印刷コストの削減に貢献できます。
アプリケーション利用分析	利用したアプリケーション情報を集計し、利用割合、利用時間を把握することができます。
アクション分析	アクションログを分析しグラフ化します。ユーザーの業務実態を可視化することができます。
アクティブ時間分析	ユーザーログのアクティブ時間を分析しグラフ化します。ユーザーの業務実態を可視化することができます。
出退勤管理	ユーザーログの使用時間を分析しグラフ化します。ユーザーの業務実態を可視化することができます。

上記がWorkRaderで分析できる内容になります。それぞれがMylogStar Cloudで取得したログを分析できるものになります。
今回はこの中からいくつかピックアップしてご紹介します。

１. 印刷分析

課題

できるところから始めてコスト削減をしたい。

活用

[印刷分析]レポートでは、プリンターログを元に印刷枚数や印刷コストを月単位で表示します。
印刷分析を見ることで想定より多くの部数をコピーしているなどを確認することができます。紙やインクの削減に活用していただくことが可能です。

その後

印刷分析を元に印刷枚数の削減に取り組み、印刷枚数の削減をすることができました。同時に印刷コストも削減することもできました。

２. アプリケーション利用分析

課題

会社で導入している有償アプリケーションの利用状況を知りたい。

活用

[アプリケーション利用分析]レポートでは、利用アプリケーション情報を集計し、ランキング形式で表示します。
アプリケーションの起動回数やユーザーの起動回数を把握することができますので、実際に使用されているアプリケーションや不要なアプリケーションを把握し、棚卸に活用することができます。
また、昨今ではシャドーITが情報システム管理者を悩ましています。管理者が把握していないアプリケーションをインストールしているなども把握し、シャドーITを是正することができます。

その後

アプリケーション利用状況分析で社員の各アプリケーションの利用率を把握することができました。それにより不要なアプリケーションは解約し、新しいアプリケーションを導入することができました。

補足：シャドーITとは

情報システム部門などが関知せず、ユーザー部門が独自に導入したIT機器やシステム、クラウドサービスなどのことを「シャドーIT」と呼びます。

参考：ICT Business Online TOP 意外と知らない？ITトレンド用語シャドーITとは

３. アクション分析

課題

サービス残業を是正したい。

活用

[アクション分析]レポートでは、キーボード打鍵数やマウスの移動距離を時間別にグラフで表示できるため、ユーザーの業務実態を分析することが可能です。
キーボードやマウスを利用した操作を記録し、時間帯別のユーザーの稼働状況を、見える化することができます。
頻繁にキーボードやマウスの操作が行われている時間帯を把握することでユーザーが忙しい時間帯やパフォーマンスが高い時間帯を把握することができます。

その後

アクション分析を使い、定時後以降のキーボードの打鍵数やマウスの移動距離を確認し、サービス残業の是正を実現できました。

４. アクティブ時間分析

課題

社員が多いため、社員全員の業務時間を管理することが難しいのである程度、業務超過や業務稼働時間の少ない社員の目星を付けたい。

活用

[アクティブ時間分析]レポートでは、アクティブ時間と使用時間の分布をグラフで表示します。
ユーザーごとのアクティブ時間の集計を見ることができるため、平均からかけ離れているユーザー（業務超過/アクティブ時間の少ない）の傾向を確認できます。
ユーザーのタスク量を確認する業務改善の第一歩として、[アクティブ時間分析]レポートは活用していただくことができます。

その後

アクティブ時間分析を活用し、監視対象の社員の目星を付けることができたので、システム管理者のタスクを軽減することができました。

いかがでしたでしょうか。
今回は、すべてご紹介することができませんでしたMylogStar WorkRaderの魅力が皆様に伝わったかと思います。MylogStarはログを取るだけではなく、分析することもできますので、ぜひ無償のトライアルで、一度皆様の環境で“業務のみえる化”に役立つ分析レポートを体感してみてください。

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今回は、MylogStar Cloud PlusのWorkRaderで業務を見える化という内容をお届けしました。
次回も非常にためになる活用方法をご紹介しますのでぜひお楽しみに！
では、また次回お会いしましょう！さようなら～