インターネットが普及し、誰でも自分のウェブサイトを作ったり、ブログを開設したり、簡単に情報を発信できるようになりました。情報発信をするために便利なインターネットですが、使い方を一歩間違えると、大きなトラブルに発展してしまうことがあります。今回は、情報発信をする上で起こるトラブルについてご説明します。
情報発信の際に起こりうるトラブルにはどんなものがあるか
インターネットを使えば、ウェブサイト、ブログ、SNSなどを通じて、誰でも気軽に情報を発信することができます。その反面、情報の取り扱いについて正しい知識を持っていないと、トラブルに巻き込まれてしまうことがあるので、気を付けるようにしましょう。
たとえば、インターネット上に掲載されている写真や文章などを勝手に掲載すると、著作権侵害にあたることがあります。著作権者から損害賠償を請求される可能性もあるでしょう。
また、インターネット上の情報は、基本的に誰でも閲覧できますので、氏名、電話番号などの個人情報の取り扱いには注意が必要です。個人情報が犯罪に利用されたりする恐れもあるため、安易に載せてはいけません。
情報発信する際には情報モラルを意識することが大切
インターネット上では、誰でも気軽に情報を発信できることや、情報を受け取る側の人が見えにくいことから、プライバシーに関する意識が薄れてしまいがちです。インターネットで情報を発信するときには、情報社会で適正な活動を行うための基本的な考え方、すなわち情報モラルについて、きちんと理解しておく必要があります。
たとえば、誰かの個人情報を本人の許可なく公開してしまえば、その人のプライバシーを侵害してしまうことになるので、慎まなければなりません。また、悪意のない書き込みで、他人を傷つけてしまうことがありますので、読み手が嫌な気持ちにならない内容になっているか、よく考えて書き込む必要があります。
一度インターネット上に掲載した情報は、簡単に削除できないということが多くあります。「人の噂も75日」ではすまされない時代ですから、情報を発信する際には、常にリスクについても考え、モラルを持って行動するようにしましょう。
企業にはより高い情報モラルが求められる
今や、インターネットを利用していない企業はないと言っても過言ではないほど、多くの企業にとってインターネットの存在は欠かせないものになっているでしょう。そして、企業がインターネットを利用する際は、情報モラルを特に強く意識しなければならない場面が多くなります。
特に、企業は社員の個人情報はもちろん、顧客の個人情報も保有していますから、こうした個人情報が不用意に流出しないようにしなければなりません。そのために、個人情報保護や情報セキュリティのための指針としてプライバシーポリシーを設け、全社員でそれを遵守するという姿勢を持つことが必要です。
また、一般に企業が発信する情報は、個人が発信するものより多くの人に閲覧されたり、信用ある情報だと思われたりすることが多くあります。このように企業が発信する情報は影響力が大きいですから、発信する情報の内容には慎重にならなければいけません。他人のプライバシーや名誉、信用等を傷つけていないかどうか、常に吟味しながら情報を発信する必要があります。
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