【リリース日】
2020/1/29
【動作環境追加】
1.Windows Server 2019において動作検証を行いサポート対象として追加
[詳細]
Microsoft Windows Server 2019上での動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 4 Enterprise(Release3 以降)
・MylogStar 4 FileServer(Release3 以降)
Windows Server 2019のエディションは以下製品に対応します。
・Windows Server 2019 Datacenter
・Windows Server 2019 Standard
Windows Server 2019のインストールオプションは以下に対応します。
・Server with DesktopExperience
※Windows Server 2019のインストールオプションとしてServer Core、または Nano Serverを選択した環境については動作環境の対象外となります。
※Release3より前のMylogStar 4 製品をWindows Server 2019にインストールすることはできません。
2.Windows Server 2019上でのリモートデスクトップサービス環境において動作検証を行いサポート対象として追加
[詳細]
Microsoft Windows Server 2019上でのリモートデスクトップサービス環境において動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 4 Enterprise
└Agent for Virtual
3.Windows Server 2019上でのRemoteApp環境において動作検証を行いサポート対象として追加
[詳細]
Microsoft Windows Server 2019上でのRemoteApp環境において動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 4 Enterprise
└Agent for Virtual
4.Microsoft VDIにおいて動作検証を行いサポート対象として追加
[詳細]
Microsoft Windows Server 2019 VDIにおいて動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 4 Enterprise
└Agent for Virtual
※サポート対象となる仮想化環境については「仮想環境対応一覧表」をご参照ください。
5.MylogStar Agentインストール済みのMicrosoft Windows 10における機能更新プログラム適用をサポート対象として追加
[詳細]
MylogStar Agentをインストール済みのMicrosoft Windows 10にて、半期チャネルでの機能更新プログラム(大型アップデート)を適用した環境での動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 4 Enterprise(Release3 以降)
Windows 10のバージョンは以下に対応します。
・Windows 10 Version 1803
・Windows 10 Version 1809
・Windows 10 Version 1903
・Windows 10 Version 1909
【動作環境変更】
1.Microsoft SQL Server 2014への要件をSP2以降からSP3以降に変更
[詳細]
マイクロソフト社によるSQL Server 2014 Service Pack 2へのサポート終了に伴い、MylogStarが使用するSQL Server 2014への要件を” Service Pack 2以降”から” Service Pack 3以降”へと変更いたします。
以下の製品において、インストール要件が変更されます。
・MylogStar 4 Enterprise
└Server
└Relay Server
└WorkRadar
・MylogStar 4 Standalone Manager
これに伴い、製品DVDに同梱されるSQL Server 2014 ExpressのセットアップファイルもService Pack 3に更新しております。
【機能追加】
1.プリンターログの取得項目として「部数」を追加
[詳細]
プリンターログにおいて次の項目を追加し、印刷した部数を確認できるようにしました。
・部数
以下の製品において、追加されます。
・MylogStar 4 Enterprise
※”部数”の取得にはいくつかの制限事項があります。詳しくはマニュアル「制限事項リスト」をご参照ください。
2.サーバー証明書に問題があった場合にステータスログを出力する機能を追加
[詳細]
Agentの暗号化通信監視機能において、接続先のサーバー証明書に問題があることによりWebログ(HTTPS)やEメールログ(SMTPS/POP3S)が取得できない場合、その旨ステータスログを出力する機能を追加しました。
接続先サーバーがクライアント証明書を要求するサーバーの場合も同様にステータスログが出力されます。
この機能は既定では「オフ」となっており、有効にするにはAgentがインストールされたコンピューター上でレジストリ設定を行う必要があります。
以下の製品において、追加されます。
・MylogStar 4 Enterprise
3.プリンターログ取得方式に「イベントログ方式」を追加
[詳細]
MylogStar Agent for Serverのプリンターログ取得方式に「イベントログ方式」を追加しました。イベントログ方式はイベントログ「Microsoft-Windows-PrintService」に出力される印刷情報を元にプリンターログを生成します。プリントサーバー(共有プリンター)でのプリンターログ監視に特化した取得方式となります。
ご利用いただくにはMylogStarおよびWindows Serverにおいていくつかの設定が必要となります。詳しくは「システム管理者マニュアル」をご参照ください。
以下の製品において、追加されます。
・MylogStar 4 Enterprise
└Agent for Server
※「イベントログ方式」によるプリンターログの取得にはいくつかの制限事項があります。詳しくはマニュアル「制限事項リスト」をご参照ください。
4.MylogStar Standalone Consoleにてログ検索の絞り込み条件を追加
[詳細]
MylogStar Standalone Consoleのログ表示画面にログ検索時に指定可能な条件を追加し、より細やかなログの絞り込みが可能になりました。対象となるログ種別と追加された絞り込み条件は次のとおりです。
アプリケーションログ
・アプリケーション名
ファイルログ
・操作ユーザー名
・ステータス
・着脱の可否
プリンターログ
・ドキュメント名
イベントログ
・イベント種別
・レベル
・イベントID
串刺しログ
・ログ種別
以下の製品において、追加されます。
・MylogStar 4 Desktop
・MylogStar 4 FileServer
5.MylogStar Standalone Consoleにてログ登録実行ボタンを追加
[詳細]
MylogStar Standalone Consoleのツールバーに[ログ登録実行]ボタンを追加しました。ボタンをクリックすると取得されたログがデータベースに取り込まれ閲覧可能になります。取得されたログをすぐに確認したい場合にご利用ください。
以下の製品において、追加されます。
・MylogStar 4 Desktop
・MylogStar 4 FileServer
※ 定期的に実行されるログ管理用ジョブ「ログローテーション」、「バックアップ」、「アーカイブの展開」、「ログ登録/アーカイブ」、「展開されたログの削除」が実行中の場合、[ログ登録実行]ボタンをクリックしてもログ登録は行われません。ログ管理用ジョブが完了してから、再度[ログ登録実行]ボタンをクリックしてください。
【仕様変更】
1.MylogStar Agent - イベントログ
[詳細]
イベントログの取得において、「イベント種別」と「ソース」の取得可能文字数を最大64文字から255文字に拡張しました。当修正に伴い、「ログエクスポートジョブ」と「ログ連携ライブラリ」からの出力にて、イベントログの項目「イベント種別」と 「ソース」 の最大長も64文字から255文字まで出力されるようになります。
以下の製品において、対象となります。
・MylogStar 4 Enterprise
・MylogStar 4 Desktop
・MylogStar 4 FileServer
2.MylogStar Server - インストール、アンインストール
[詳細]
MylogStar Serverのインストール時に行われるデータベースの更新処理について一部仕様を変更し、多くの処理時間が見込まれるインデックス追加作業はMylogStar Serverのインストール完了後に行うように実行タイミングを変更しました。
インストールが完了した時点でMylogStar Serverは稼働を開始し、取得された操作ログの閲覧などを行うことは可能ですが、データベースの更新処理はバックグラウンドにて継続して行われます。データベースの更新処理が完了するまではOSの再起動や更新処理中の画面を閉じるなどの操作は行わないようにご注意をお願いします。
詳しいインストール手順や注意点については、マニュアル「導入ガイド」をご参照ください。
以下の製品において、対象となります。
・MylogStar 4 Enterprise
・MylogStar 4 Standalone Manager
3.MylogStar Desktop / FileServer - Standalone Console
[詳細]
Standalone Consoleにおいて、検索期間From ~ Toについては検索条件の保存や読込の対象外となるように仕様を変更しました。
以下の製品において、対象となります。
・MylogStar 4 Desktop
・MylogStar 4 FileServer
【不具合の修正】
1.特定のWebサイトを閲覧した際に画面表示が正しく行われない場合がある問題 (#25281)
[詳細]
特定のWebサイトを閲覧した際、表示に失敗するなどの問題が発生する場合がありました。この事象は1つの通信パケットに複数の応答が含まれる「HTTPパイプライン」が利用された場合に発生します。MylogStar Agentを改修し、本リリースで対応しました。
以下の製品において、修正されます。
・MylogStar 4 Enterprise
・MylogStar 4 Desktop
・MylogStar 4 FileServer
2.ログローテーションや展開されたログの削除を実行した場合にEメールログのメールデータ、スクリーンショットログのイメージデータがすべて削除されない場合がある問題 (#20685)
[詳細]
「ログローテーション」、ならびに「展開されたログの削除」において、処理対象となるEメールログ、スクリーンショットログがそれぞれ50万件以上存在した場合、Eメールログのメールデータ、スクリーンショットログのイメージデータが50万件分しか削除されず、50万件を超えた分のデータはログデータベースに残る問題が確認されました。
以下の製品において、修正されます。
・MylogStar 4 Enterprise
・MylogStar 4 Standalone Manager
3.Windows フェイルオーバークラスター環境のHyper-V ホストクラスターにMylogStar Agentをインストールすると、OSシャットダウン時にブルースクリーンエラーが発生する場合がある問題 (#30290)
[詳細]
Windows フェイルオーバークラスター環境にてHyper-V ホストクラスターにMylogStar Agentがインストールされた場合、Hyper-V ホストクラスターのシャットダウンやOS再起動時にブルースクリーンエラーが発生する場合がある問題が確認されました。MylogStar Agentを改修し、本リリースで対応しました。
以下の製品において、修正されます。
・MylogStar 4 Enterprise
・MylogStar 4 FileServer
4.SBC方式のシンクライアント環境にて、キーボードやマウスの操作が一時的に停止する場合がある問題 (#28762)
[詳細]
SBC方式のシンクライアント環境にMylogStar Agentをインストールすると、他ユーザーがサインインしたタイミングで、キーボードやマウスの操作が一時的に停止する場合がある問題が確認されました。MylogStar Agentを改修し、本リリースで対応しました。
以下の製品において、修正されます。
・MylogStar 4 Enterprise
5.ログローテーション、展開されたログの削除に多くの時間がかかる場合がある問題 (#29209)
[詳細]
次のようなケースにおきまして、ログローテーション、および 展開されたログの削除に多くの時間がかかる事象が確認されました。
・データベースに登録されているログ件数が多い(数千万件以上)
・MylogStar 3 からバージョンアップし、アーカイブファイルを展開している
データベースへのインデックス追加とMylogStar Serverを改修し、本リリースで対応しました。
以下の製品において、修正されます。
・MylogStar 4 Enterprise
・MylogStar 4 Standalone Manager
6.SBC方式のシンクライアント環境において、ユーザーログに記録された内容が実際の利用状況とは異なる場合がある問題 (#29272)
[詳細]
主にSBC方式のシンクライアント環境において、ユーザーログの「終了時刻」、「使用時間」、「アクティブ時間」が実際の操作とは異なる内容で取得される場合がありました。
これは、Windowsより通知されるユーザーのサインアウトに関する情報が不正確であるために発生した事象となります。MylogStar Agentを改修し、本リリースで対応しました。
以下の製品において、修正されます。
・MylogStar 4 Enterprise
7.MylogStar Desktop / FileServer において、ログ表示やアーカイブの展開に多くの時間がかかる問題 (#28125)
[詳細]
運用が進む(ログが蓄積する)につれて、ログ管理に伴う各機能の処理時間が増える傾向にあることが確認されました。プログラムを改修し次の機能のパフォーマンスを改善しました。
・ログ表示
・データベースへのログ登録とアーカイブ
・ログローテーション
・アーカイブの展開
・展開されたログの削除
以下の製品において、修正されます。
・MylogStar 4 Desktop
・MylogStar 4 FileServer
8.「Configuration Manager コンソール」よりレポートを表示した際に正しくレポートが表示されない問題 (#28951)
[詳細]
System Center Configuration Managerを利用する環境において、MylogStar AgentがインストールされたコンピューターよりConfiguration Managerコンソールにてレポートを表示した際「エラーメッセージが表示される」、または「空の状態でレポートが出力される」などの問題が確認されました。MylogStar Agentを改修し、本リリースで対応しました。
以下の製品において、修正されます。
・MylogStar 4 Enterprise
・MylogStar 4 Desktop
・MylogStar 4 FileServer
【制限事項 追加】
1.MylogStar Agent - アプリケーションログ (P-4083)
[制限事項]
管理者権限のないアカウントにおいて、アプリケーションを「管理者として実行」より起動した場合、そのアプリケーションのキー押下数やマウス操作内容は取得されません。
2.MylogStar Agent - プリンターログ (P-4084)
[制限事項]
プリンターログの「イベントログ方式」をご利用の場合、スプール中の印刷ジョブを削除した場合でもプリンターログとして取得される場合があります。
3.MylogStar Agent - プリンターログ (P-4085)
[制限事項]
プリンターログの「イベントログ方式」をご利用の場合、次の項目は取得されません。
・アプリケーション名
・ファイルパス
・ファイル名
・両面印刷
・用紙サイズ
・ページ割り付け
また、ユーザー名については「system」という固定の文字列で取得されます。
4.MylogStar Agent - プリンターログ (P-4086)
[制限事項]
プリンターログの「イベントログ方式」をご利用の場合、プリントサーバーに適用されるローカルグループポリシー、またはグループポリシーにて「イベント ログにジョブ名を記録する」が有効でない場合、ドキュメント名が「ドキュメントの印刷」という固定の文字列で取得されます。
5.MylogStar Agent - プリンターログ (P-4087)
[制限事項]
プリンターログの「イベントログ方式」をご利用の場合、Windows Server 2012 のローカルグループポリシーでは「イベント ログにジョブ名を記録する」を設定することはできません。Windows Server 2012 R2以降のドメインに参加し、グループポリシーにて「イベント ログにジョブ名を記録する」を有効化してください。
なおWindows Server 2012 R2の場合、「イベント ログにジョブ名を記録する」を設定するためには2014年4月の更新プログラム(2919355)が適用されている必要があります。また、設定の名称は英語表記で「Allow job name in event logs」と表示されます。
6.MylogStar Desktop / FileServer - Standalone Console (P-4088)
[制限事項]
MylogStar Standalone ConsoleからエクスポートするCSVファイルは、Usersグループのユーザーが開いて読み取ることはできません。
7.MylogStar Agent - プリンターログ (P-4089)
[制限事項]
プリンターログの「イベントログ方式」は、プリントサーバーにて記録されたWindowsのイベントログに出力される印刷情報を元にログを生成しているため、実際のプリンターの設定内容および印刷された内容と異なる場合があります。
8.MylogStar Desktop / FileServer - Standalone Console (P-4091)
[制限事項]
ログ管理用ジョブ「ログローテーション」、「バックアップ」、「アーカイブの展開」、「ログ登録/アーカイブ」、「展開されたログの削除」が実行中の場合、[ログ登録実行]ボタンをクリックしてもログ登録は行われません。ログ管理用ジョブが完了してから、再度[ログ登録実行]ボタンをクリックしてください。
9.旧製品からの移行について - MylogStar Agent (P-4092)
[制限事項]
既に導入済みのMylogStar 3 または 4 Agent のバージョンアップ/アップデートは、Active Directoryの「ソフトウェア インストール」にて直接行うことはできません。導入済みMylogStar Agent の更新を行う場合は、MylogStar の機能として用意しております「ネットワークアップデート」もしくは「ローカルアップデート」をご利用いただく必要があります。
10.MylogStar Console - 検索 (P-4093)
[制限事項]
アプリケーションを「別のユーザーとして実行」した場合、別のユーザーで操作したログがMylogStar ConsoleやMylogStar Standalone Managerで閲覧できない場合があります。該当のユーザーでログインし、ユーザーログを取得することで閲覧できるようになります。
11.MylogStar Server - MylogStar Serverとデータベース (P-4095)
[制限事項]
MylogStar Serverのアップデート時に行われるデータベース更新処理は、OSの再起動や更新処理中の画面を閉じる等の操作を行うと中断されます。更新処理が完了する前に中断した場合にはデータベース更新処理を改めて実行していただく必要があります。データベース更新処理の手順はマニュアル「アップデートガイド」に記載しております。
12.MylogStar Agent - プリンターログ (P-4096)
[制限事項]
プリンターログの「イベントログ方式」は、MylogStar Agent for Serverのみ利用可能です。
13.MylogStar Desktop / FileServer - Standalone Console (P-4097)
[制限事項]
MylogStar Desktop / FileServer 環境において、MylogStar Standalone Managerを利用して発生したリアルタイムアラートについては、「ダッシュボード / アラート ビュー」のアラート発生数にカウントされません。
14.MylogStar WorkRadar - 印刷分析 (P-4098)
[制限事項]
「イベントログ方式」で生成されたプリンターログの場合、両面印刷とページ割り付けの情報を取得することができないため、MylogStar WorkRadarの次のレポートにおける「印刷枚数」および「印刷コスト」は、「片面印刷」および「ページ割り付け非対応(ページ割り付けなし)」として計算・集計されます。
・業務分析 / 印刷分析
・業務分析 / 印刷分析(平均)
15.MylogStar Agent - ユーザーログ (P-4099)
[制限事項]
Windows 8.1/10において高速スタートアップ機能を有効にしたときには、コンピューターをパワーオフした時刻がユーザーログの終了時刻にはならず、次回コンピューターをパワーオンした時刻が終了時刻となる場合があります。ユーザーログの終了時刻を正しく記録するためには高速スタートアップ機能を無効にする必要があります。
16.MylogStar Agent - ファイルログ (P-4100)
[制限事項]
OS稼働中に仮想ディスクを動的に追加したり、ドライブレターを割り当てたりした場合、ディスクデバイス名のままパスが取得される場合があります。