【製造業向け】自工会・部工会のセキュリティガイドラインに準拠したパソコン1台からできる中小企業向けデータ保護ソリューション

最終更新日:2024年8月22日

自工会・部工会サイバーセキュリティガイドラインとは

日本自動車工業会と日本自動車部品工業会が自動車産業全体のサイバーセキュリティ対策のレベルアップや対策レベルの効率的な点検を推進することを目的に2020年3月に公開したガイドラインです。昨年2023年9月には「自己評価チェックシートver2.1」も公開されており、自動車業界と取引のある企業は対象となると考えておいた方がよいでしょう。

目指すセキュリティレベル

大手企業はレベル3までの対応を2024年末までに求められていますが、中小企業含む自動車業界と取引のある全ての企業は2024年末を目途にレベル2までの対応を求められております。チェックシートの全153の項目のうちレベル1～3に該当する項目は124項目あり、運用ルールの策定や、セキュリティソフトウェアを使って幅広いセキュリティ対策が必要となっています。

※自工会/部工会・サイバーセキュリティガイドライン2.1版より抜粋

パソコン1台からできるデータ保護ソリューションのご提案

多岐にわたる工場システムのセキュリティ対策において、「やりすぎ」ということはありません。
しかし、予算やリソースが限られている企業の現場では、実現方法や導入後の運用などで悩みが尽きないのが現実です。
ガイドラインに準拠しながら優先度を決め、まずは「何を守るのか」とそのための「現実的なソリューション」をご紹介します。

レベル1～2を中心に対応し企業の大切なデータを守ります！

ラネクシー製品におけるガイドラインのカバー範囲

No	レベル	内容
53	Lv2	基準に沿った期間でログを保持する（ログローテーションがあり、アーカイブファイルでも監査に値するログを保持する）
81	Lv3	MylogStarの現仕様の15種のログとアラート機能を組み合わせることで対応
120	Lv3	通常のパスワード認証「知識認証」と二次元コード（スマートフォン）の所持認証機能を有する
121	Lv2	セッションタイムアウトは可能
122	Lv2	Agentを導入した対象PCおよびMylogStar Serverにおいて、ログイン等のユーザーログを有する
129	Lv3	MylogStarのデータベースは暗号化されている
143	Lv2	当該ログを保持する。※ファイアウォール、認証サーバーについては、WindowsOS側で取得しカバーできていると判断
144	Lv3	アプリケーション操作時のログは取得可能である

No	レベル	内容
53	Lv2	デバイス操作ログの取得が可能
99	Lv2	PCからのデータの書き出しを仕組みで制限
106	Lv2	ネットワークの制限
108	Lv2	Webサイトへのアクセスの制限

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No	レベル	内容
148	Lv1	スケジュールを設定し定期的にバックアップを取得可能
149	Lv1	ディスク丸ごと復元、ボリューム復元、ファイル復元それぞれ手順を整備している
150	Lv1	システムがダウンたの場合、別筐体への復元（異種機種移行機能）や仮想化により業務継続が可能
151	Lv2	システムがダウンの際もディスク丸ごとや仮想化で復元、またファイル単位での復元も可能
152	Lv2	BCP対策としてバックアップファイルをRDXやLTOなどに保存、カートリッジの保管が可能
153	Lv2	スケジュールによりバックアップを作成し、その時点をRPO(復旧ポイント目標)として復元することが